マイベストソング2013
新幹線ヒマなのでお題に答えます。2013年の1曲。
マイベストソング2013〈今年の1曲でiTunes Cardを当てよう! 私のマイベストソング2013♪〉
劇団四季のWICKEDに行ってみました。理由:なんとなく。
WICKEDは「オズの魔法使い」のエピソードゼロ的なお話。南の善い魔女・グリンダと西の悪い魔女・エルファバという2人の魔女が出てきて、あれやこれやします。
このプロモーション映像わかりやすい。
「なぜ、彼女たちは永遠に 悪い魔女 善い魔女 となったのか」ってよ。
劇団四季:『ウィキッド』東京公演:プロモーションVTR - YouTube
エルファバは、諸事情によりお肌が緑。ガチャピンというよりはデビルマン的な色合いの緑。なのでお友達もいないし、父親からも冷たくされててお気の毒な感じ。(もっとうまくやれば?と思うところもあるわけですが)
対してグリンダはかわいいみんなの人気者。自己愛が強くプライドが高い。で、意地悪でバカ。(だがそこが良い)
グリンダ(美女)はエルファバ(緑)に対し、こちらが多少「うわぁ…」と思う程度にエグい意地悪もするわけですが、正反対のふたりはなんやかんやで徐々に心を通わせていくわけです。
WICKEDは出てくるキャラクター全員が「完全に良い人」でも「完全に悪い人」でもないわけで、それぞれのキャラクターが魅力的なのですが、中でもグリンダ(美女)が好きでした。
グリンダが意地悪しているときも「ひどいけど、憎めないわー」と思わせるのがこのお話の大事なポイントだと感じるのですが、演じるのはさぞ難しそう。
私が観た日のグリンダ役は苫田亜沙子さんという方が演じてらっしゃいましたが、素晴らしくハマっていたと思います。
で、グリンダが歌うこの曲がとても良かったー。
このサントラで歌ってるのは苫田さんじゃない気がする。印象が全然違う。
苫田さんの歌は英語版のテンションに近い感じ。かわいい。
グリンダがエルファバに歌う曲としてこれ以上のものはないな。と思うほどグリンダというキャラクター、そしてグリンダとエルファバの(この曲を歌うときの)関係性をよーく表現した曲だと思って感動しました。楽曲が素晴らしいと評されるWICKEDにおいて、感動するべきシーンや曲は本来ここではないということは理解しておりますが、ツボだったってことで。
ふたりはなぜ「善い魔女」「悪い魔女」と呼ばれるようになったのか、のお話ですが、個人的にはなぜ「善い魔女」と呼ばれるようになったのかの理由のほうが好きでした。ゆえにグリンダが好きなのですが、ネタバレなので説明は控えます。
機会があれば観るべし。(特に女子)